【親向け】法政大学国際文化学部のリアル|“世界を旅する夢”に一歩近づけた4年間

法政大学国際文化学部では何を学ぶの?

母:国際文化学部って、どんなことを勉強するの?
子:文化とか言語、歴史、宗教…とにかく「世界を知る」って感じ。私は特にヨーロッパの美術と思想に惹かれて、哲学系の授業とか大好きだった。
母:なんだか夢のある話ね。
子:うん、授業で聞いた「旅する思想家たち」の話とか聞いてると、自分もどこか遠くの街を歩いてる気分になった。
母:文学少女みたいな世界観ね(笑)
子:そうかも(笑)。でも、実際に海外の文化を深く知ると、現実も違って見えてくるんだよ。

ゼミ・課外活動・資格|“語学”は夢へのチケットだった

母:ゼミではどんなテーマを選んだの?
子:ヨーロッパの移民と文化摩擦について。難しいけど、現地の文学とか映画を通して考えるアプローチが面白かったよ。
母:なんか芸術寄りの視点ね。
子:そうそう。あと、語学は英語とフランス語を履修してて、語学カフェとか留学生サポートのボランティアにも参加してた。
母:資格も何か取った?
子:TOEFLのスコア上げたくて、ちょっとがんばった。でも点数よりも「世界とつながれる自分」になれた感覚の方が大きいかも。

法政大学市ヶ谷キャンパスと休日の過ごし方

母:市ヶ谷キャンパスってどんな場所だった?
子:とにかく都心って感じ!未来の自分はどうなるんだろう。。。てなんか重ねちゃってたよ笑
母:夢の世界にひたってたのね(笑)
子:ほんとにそんな感じ。授業後に友達とフランス語で詩の朗読会したこともあったよ。
母:…すごい大学生活送ってるわね。
子:でもあの空間だからできたんだよね。都会チックで、でもちょっと変わった人が多くて、自由な空気が流れてた。

法政大学国際文化学部の就職と進路は?

母:就職はどうだったの?
子:正直、普通の企業にはあまりピンとこなくて…。でも「旅と本と人」に関わる仕事がしたくて、海外書籍の輸入をしてる出版社に内定もらった。
母:夢を追いかけたのね。
子:うん。周りは商社とか航空とか多かったけど、私は“物語”を運ぶ仕事がしたかったから。
母:なかなかブレないわね。
子:法政の国際文化は、そういう「好き」を大事にしてくれる学部だったと思う。だから迷っても、自分を信じていられた。

法政大学国際文化学部の学生の雰囲気

母:どんな学生が多かったの?
子:すごく個性的!ファッションも考え方も自由だし、「自分の世界」をちゃんと持ってる人が多かったな。あと、みんなちょっと“夢見がち”かも(笑)
母:それって褒めてるの?
子:もちろん(笑)。「現実ばかり見ないで、もっと広い世界があるよね」っていう雰囲気。私はすごく落ち着いた。
母:共感できる仲間が多かったのね。
子:うん。無理して競争しなくていいし、寄り道しながらでも前に進んでる感じが心地よかったよ。

一番の思い出|“空を見上げて決めた”進路選び

母:大学生活で一番心に残ってることって何?
子:3年の夏、空を見ながら「やっぱり物語に関わる仕事がしたい」って決めた瞬間かな。
母:なんか映画みたいね(笑)
子:周りが就活モードに入ってる中で、自分だけどこ向かってるかわかんなくて。でも、空見てたら「大丈夫だ」って思えた。
母:あなたらしいわね。
子:道は見えなかったけど、想いはずっとあった。それに気づけたのが一番の収穫だったと思う。

受験生の親へのメッセージ|“夢を描く力”を育ててくれる学部

母:最後に、国際文化学部を考えてる親御さんにひとことある?
子:「ちょっと夢見がちで何考えてるか分からない子」にこそ、この学部はおすすめです。
母:どうして?
子:ここでは、答えが決まってないことを考えるのが当たり前。「好き」や「憧れ」が出発点でいいんだよって教えてくれる場所なんです。
母:確かに、それがこの4年間で一番の変化かもね。
子:夢を“そのまま”大事にできる環境って、実はすごく貴重。私はそれに救われました。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

※偏差値はパスナビ参照。入試の最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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